雨で 地デジ 映らない?
原因探し
まず原因 2つ発見。
- 防水対策のない中継器が腐食していた。(屋根)
- ブースター接続の同軸ケーブルの芯線が折れていた。(室内)
- UHFアンテナ→第一中継→第二中継→屋内配線
- 小型液晶テレビ(受信レベルチェック用)
- 1メートルの同軸ケーブルの両端にF形コネクタをつけた自作のテストケーブル
- 延長電源ケーブル(テレビ用)
- 工具(ニッパ・ラジオペンチ・自己融着テープ・カッター)
以上を屋根の上にを持っていきます。(リュックとかにまとめて背負っていけばはしごを登りやすいです。)アンテナレベルチェッカーがあればよいのですが絶対的レベルを表示するものは高額(?万円)です。元を取れる業者さんでないと購入不可。幸い19型の液晶テレビを持っているので、このテレビのアンテナレベル表示機能を使うことにしました。
アンテナとケーブルの接点チェック(屋根)
屋根に登り、アンテナからケーブルを外し、自作のテストケーブルでアンテナとテレビを直結。 アンテナレベル92%。問題なし。
第一中継点とF型接栓(屋根)
次に、第一中継点で、F型中継接栓を外し、アンテナ+F型コネクタ付きケーブルをテレビに接続アンテナレベル92%。F形中継接栓を入れても、アンテナレベルは92%。ここも問題なし。
第二中継点とF型中継接栓(屋根)
更に第二中継点。繰り返し、中継コネクタを外してテレビに…アンテナレベル92%。問題なし。
中継接栓を接続…44%!? 何度繰り返しても92% → 44%。
中継接栓の内部に異常があるのでしょうか?。
ホムセンで同じ中継接栓を購入。再度テストするも結果は同じ。ダメ。
第一中継地点ではコネクタによる減衰はないのに、第二中継地点では半分以下に減衰する。つまり原因はコネクタではなく中継点の数なのか。或いは、F形中継接栓を直列に2つ入れるのは減衰が大きいのか。
中継点をが多すぎると判明
結局、10mの同軸ケーブルを購入。中継地点を減らした。F形中継接栓を使って測定しても見事にアンテナレベル92%。結果オーライ。
屋内では各部屋へ分配するのでブースターを入れている。更に増幅されて、なんとアンテナレベル100%がでた。大成功である。
教訓、アンテナ線は中継点を作るな
という結論に達しました。減衰が増えるようです。アンテナケーブルの途中結線はきっちり確実に行うのは以外に難しい。銅線一本ショートしても不具合が起きやすい。接点の数が増えるたびに減衰する。ケーブルの長さだけで起こる減衰量なら屋内ブースターでなんとかなります。アンテナ線は、
- アンテナから屋内の壁端子まで1本にするのが理想
※ 接続による減衰対策として、ラインブースター(1200円程度)を使うこともできますが、BS、CS は中継に入れるだけで済みます。しかし地デジのラインブースターは電源も必要です。屋外では電源が取りにくかったり、予算的にも、防水対策にも億劫です。
※ 同軸ケーブルの切った張ったでミスると、足りなくなるのが同軸5C用 リング。広げて再利用しようとすると大方切れてしまう。(T_T)。コネクタは使い回しできますが、リングはそうはいかない。予備を買っておくことをおすすめします。