パボーニ買ったけど 使い方は?
パボーニ、 「プロフェッショナル」 を選んだ理由
- オーバーホールしてくれる業者さんが「取扱はプロフェッショナルのみ」を謳っている
- ボイラーの水量が充分
- 気圧計が付いているので抽出のタイミングまでの時間が分かり易い
la Pavoni PROFESSIONAL
淹れ方のコツ
クレマたっぷり、こんなに上手く淹れた、と、ドヤ顔のサイトばかりで本当のコツを教えてくれているサイトは見つからなかった。なので自分なりに分かったことを書いておきます。ポイントは、
1.レバーを下ろす力加減(スピード)
2.豆のメッシュ
3.タンピングの強さ
4.湯温(捨て湯)
この4つの組み合わせで、コーヒー粉をお湯が通り抜けるときの抵抗を調整するわけです。
1は
・レバーを力一杯おろしても何も出てこないのはお湯が抜けられないから
・腕の重さで簡単に降りてくるのは抵抗が少なすぎる
・レバーの反発を程よく感じ、やや力を入れ濃い液が出始めたらぐっと力をいれると良い
2は
・粗過ぎるとチョロチョロとコーヒー液が出て水っぽい
・細かすぎると味が粉っぽくクドイ。或いは全く液が出てこない
3は
・弱いとチョロチョロ、強いと出にくい。私は粉を15g使いますが、タンピングは全くしなくても出来ます。コーヒー粉の粒度と量の関係です。
4は
・湯温が低いとコーヒーのガスが発生しにくいのでクレマがたたない。熱いお湯が出るまでレバーをあげて捨て湯をし、その後コーヒーフォルダをセットします。また豆が古すぎてもコーヒーガスは出ません。
クレマが立たなくても味が気に入ったら、メッシュを替えずに、タンピングやレバーの力加減を変えてクレマの出方を探るのがいいと思います。私は味を優先します。
クレマだけに目が行くと、パボーニらしい深い味わいが疎かになる。勿体無いですよね。(^o^)
味はとても気に入りました。甘味が強く優しく濃厚です。お変わりしたくなる味。電動マシンとは一味違う深みを感じます。
コーヒー粉12g
コーヒー粉15g
グラインダーはシモネリグラニータ。高額グラインダーは必須アイテムではないと思います。
3つ穴スチームノズルは使いにくいのでDIY
下の画像、左がデフォルト。右がホームセンターで買ってきた、M6 袋ナット。ドリルで1.5mmの穴を開けてみました。・三方向3つ穴 → 一つ穴
にDIY。デフォルトでは泡が立ってしまい、カプチーノには使えても、クリーミーなミルクが必要なラテ・アートには無理。穴は1.2mm・1.3mmの方がいいかもしれない。
見た目は流れるようなラインのデフォルトのほうが圧倒的に良いのですが、これもやむを得ず。
スチームミルクはこんな感じに。これも滑らかでキメが細かいです。私はヘタですが腕に自信がある人は何とかなりそうでしょ?。
店では、エスプレッソは裏メニュー。パボーニを知ってる方やエスプレッソが好きな方への限定メニューです。