水出しコーヒー
ここ弘前では、1980年創業以来水出しコーヒーを続けている店はチェンバロだけだと思います。当時から水出しコーヒーは幾つかの店がチャレンジしていますがやがてただの飾り物になってしまうようです。
その頃、日本の水出しコーヒーは高級なイメージを打ち出しており 普通のコーヒーの2倍から3倍の値段でメニューに載っていました。当時私は25歳の若輩。水しか使わないコーヒーが高価なのはおかしいと無謀にもレギュラーコーヒーと同じ価格でメニューに載せました。高級感という付加価値を捨ててしまったのです。同業からは冷たい視線があったと推測されますがおかげさまで今も続いています。