正しいアメリカンコーヒーなどありません!

1970年代後半だったかな?。コーヒー豆が連続で値上がり。困ったのはあるコーヒー店のマスター。何とか利益をひねり出そうと考え出したといわれています。命名、
「アメリカン」
当時アメリカのコーヒーは薄かったのでしょうか。いえ、すでにアメリカでも薄いコーヒーが主流ではなかったようです。
西海岸・東海岸でかなり違うこともあったようです。実はエスプレッソをはじめかなり多様化していました。当時、アメ車などのアメリカ的重厚長大時代。日本人のアメリカ傾倒が拍車をかける。「アメリカン」とオーダーするのがなんかカッコよかったのです。あれよあれよと日本中がアメリカンコーヒーに。実はお湯で薄めたケチケチコーヒーだったのです。
日本でジャパニーズコーヒー プリーズ!といわれても困りますよね。同様にアメリカでアメリカンコーヒオーダーしても怪訝な顔をされます。今ちょっと他のサイトを見てきたら「これが正式なアメリカンだ!」なんて思っている人が沢山いますね。変なはなしです。
オーダーを受けるときは「薄めのコーヒーですか?」「軽い感じのコーヒーですか?」「浅煎りのコーヒーですか?」等とお客様の本意を汲み取ってあげたいものです。

「これが正しいアメリカンコーヒー」
というまことしやかな情報が多すぎてチャンチャラ可笑しいかぎり。

2014年2月5日 追記
焙煎メーカーも浅煎りコーヒーの方が焙煎時間が少なくて済む、水分を含んでいるので重さがでる、など大分経費が浮くようですね。そのことがブームに拍車をかけたように思われます。

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