オーディオは部屋の反射で決まる。
スピーカー周りの反射で音が変わります。 物理的・科学的に根拠が無いことや、やってもやらなくても大差ない些細な音の変化に一喜一憂しているのが「オーディオマニア」。いつの間にか自分は経験豊富、確かで繊細な耳を持っていると思い込んでしまう。残念ながら根拠薄弱なので時間の経過するほどに行き詰まり、安物はダメだと高額機器の買い替えに走り、オーディオメーカーの餌食となってしまう。私もその部類でしたが、なんか変だな?終わりがないな…と考えるようになりました。 音が良くならないのは一にも二にもスピーカーのセッティングを考え直した方がよっぽどの近道です。ほとんどのオーディオ機器は故障していない限り音質に影響はあありません。原因はスピーカーとそのセッティングにあります。 スピーカーを床・壁・天井から離す 天井との距離はほとんどの人は十分取れていると思うのでここでは無視しています。 スピーカー同士の間隔でステレオ感・音のバランス・解像度が変わります。 床から離すと低音の反射・被りが減ります。低音がクリアになります。 後ろの壁とスピーカーの距離で低音の量と奥行きが変わります。近いと低音が増えて立体感が減ります。離すと低音の解像度が上がり全体の立体感が増します。 左右の壁との距離で広がり感が変わります。 詰まるところ、壁と床から十分間隔をとると良い傾向に向かいます。直接音と反射音の間に時間差を設けると反射歪みが減る傾向にあります。 スピーカーの向き 内振りで輪郭がハッキリします。 上向きで床の反射が減ります。 部屋とセッティングの例 以下は私の部屋とセッティングの例です。特別なリスニングルームではなくリビング兼用です。 スピーカー スピーカーのタイプによって違いはありますが長岡鉄男氏設計「D-70バックロードホーン」です。 20cmフルレンジ「フォステクスFE206Σ(18Ω)」並列 ホーンツイーター「YAMAHA JA-0506Ⅱ」 高さ 1017mm 幅 492mm 奥行き 562mm 重量 54kg 床に直置きする前提で設計されています。ユニットもエンクロージャーもオリジナル設計のままです。 45年前に制作しましたが全く衰えていません。 部屋は長方形 1戸建ての平屋で、外壁はモルタル。和風建築です。 幅 3m60cm...